◆虫の声が聴こえますか [うんちく・小ネタ]
台風12号の影響でしょうか空はどんより曇りいつ降ってきてもおかしくありません
予報では、明日日本に接近のようですが海上にそれることを願ってます。
そのせいで今日の資源ごみ回収の紙類は出せません。
涼しくなり虫の声が耳につくようになりました、自然に声と言ってしまいましたが、
不思議と言えば不思議、ちょっと長くなりますが今回はそのお話です。
虫の鳴き声を「声」として認識できるのは、
世界中で日本人とポリネシア人だけだそうです
東医歯大の角田教授は日本人の脳が他の民族の脳と違う点を生理学的に追求してきた。
右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理する
左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的知的な処理を受け持つ
ここまでは日本人も西洋人も一緒である。
虫の音をどちらの脳で聴くかという点で違いが見つかった
西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対し、
日本人は言語脳で受けとめる、ということがあきらかに。
日本人は虫の音を「虫の声」として聞いている、興味深いことは、
日本人でも外国語を母国語として育てられると西洋型となり、
外国人でも日本語を母国語として育つと日本人型になってしまう、というのである。
脳の物理的構造というハードウェアの問題ではなく、
幼児期にまず母国語としてどの言語を教わったのか、というソフトウェアの問題らしい。
さらに、虫の音だけでなく、動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎまで、
日本人は言語脳で聞いているという。
山や川や海まで、ありとあらゆる自然物に神が宿り、
人間はその一員に過ぎないという日本古来からの自然観に合致している。
そう言えば、子供のころから犬は「ワンワン」猫は「ニャーニャー」、牛は「モーモー」、
豚は「ブウブウ」、小川は「サラサラ」、波は「ザブーン」、雨は「シトシト」、
風は「ビュウビュウ」…まるで自然物はすべて「声」をもつかのようである。
2017年のMAG2NEWSより
虫の音を聞いていると日本語の豊かさをつくづく思う今日この頃です。
↓ 河川敷を散歩していたらメドハギ(筮萩)が咲いていました
一見木の枝のような茎を真直ぐに伸ばすので、木の仲間に見えるが、
一年で枯れてしまう草でハギの仲間です。
↓ 西の空、夕焼雲の中にウロコ雲が見えました
予報では、明日日本に接近のようですが海上にそれることを願ってます。
そのせいで今日の資源ごみ回収の紙類は出せません。
涼しくなり虫の声が耳につくようになりました、自然に声と言ってしまいましたが、
不思議と言えば不思議、ちょっと長くなりますが今回はそのお話です。
虫の鳴き声を「声」として認識できるのは、
世界中で日本人とポリネシア人だけだそうです
東医歯大の角田教授は日本人の脳が他の民族の脳と違う点を生理学的に追求してきた。
右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理する
左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的知的な処理を受け持つ
ここまでは日本人も西洋人も一緒である。
虫の音をどちらの脳で聴くかという点で違いが見つかった
西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対し、
日本人は言語脳で受けとめる、ということがあきらかに。
日本人は虫の音を「虫の声」として聞いている、興味深いことは、
日本人でも外国語を母国語として育てられると西洋型となり、
外国人でも日本語を母国語として育つと日本人型になってしまう、というのである。
脳の物理的構造というハードウェアの問題ではなく、
幼児期にまず母国語としてどの言語を教わったのか、というソフトウェアの問題らしい。
さらに、虫の音だけでなく、動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎまで、
日本人は言語脳で聞いているという。
山や川や海まで、ありとあらゆる自然物に神が宿り、
人間はその一員に過ぎないという日本古来からの自然観に合致している。
そう言えば、子供のころから犬は「ワンワン」猫は「ニャーニャー」、牛は「モーモー」、
豚は「ブウブウ」、小川は「サラサラ」、波は「ザブーン」、雨は「シトシト」、
風は「ビュウビュウ」…まるで自然物はすべて「声」をもつかのようである。
2017年のMAG2NEWSより
虫の音を聞いていると日本語の豊かさをつくづく思う今日この頃です。
↓ 河川敷を散歩していたらメドハギ(筮萩)が咲いていました
一見木の枝のような茎を真直ぐに伸ばすので、木の仲間に見えるが、
一年で枯れてしまう草でハギの仲間です。
↓ 西の空、夕焼雲の中にウロコ雲が見えました