◆母影（おもかげ）

今日は終日雨で散歩にも行っていません…　梅雨ですから仕方がないですね　


図書館で予約していた書籍の順番が回ってきました
第164回芥川賞の候補になった尾崎世界観の『母影（おもかげ）』です。
内容は、
小学校でも友だちをつくれず、
居場所のない少女は、母親の勤めるマッサージ店の片隅で息を潜めている。
お客さんの「こわれたところを直している」
～
少女は願う。「もうこれ以上お母さんの変がどこにも行かないように」。

１頁を読んだだけで何か危うさのようなものを感じました。

↓　１日で読めてしまいそうです


加藤シゲアキは直木賞を逃したものの吉川英治文学新人賞を受賞
尾崎世界観も芥川賞を逃し残念だったが、読んでみて
賞や文学の基準のようなものがどこにあるのか…　再確認をしたくもなりました。

彼の作品は、個人的にどこかついていくのが難しい…　勿論この作品も
しかし若手作家らしい新鮮さや冒険心や表現を感じ期待をしたい。
尾崎世界観は、1984年生まれのミュージシャン（ｸﾘｰﾌﾟﾊｲﾌﾟのﾎﾞｰｶﾙ、ｷﾞﾀｰ担当）で小説家
ミュージシャンやアイドルをしながらの若手作家には感心です
歳を気にせず若者の小説をもっと読んでみたいが、目が！拡大鏡が必要です。　



天気の合間をぬってシジュウカラの巣箱を外し掃除をしました
案の定、未だ親鳥が巣箱をのぞく姿や今年は巣立ちを目撃しなかったのに納得です
巣の中に数羽の死骸が残されていました
でも１羽つれてヒマワリの種を食べに来たのを目撃、その時も巣箱を…。
巣は、コケを５㎝ほど積み重ねた上に人工物の綿のようなものが…
どこから集めてきたのでしょう、いつもは鳥の羽です。
↓　見たくない方は、見過ごしてください

コメント 14

小説は縁遠くなってます
雑誌や新聞自体、活字を読むことが
少なくなってPCを点ければネットで
情報があふれてますからね...
いいのか悪いのか分かりませんがね～
by kazu-kun2626 (2021-06-17 07:24) 

kazu-kun2626さん
確かに私も活字から離れて結構たちますが
時間が余るものでつい図書館に足が向きますもので、ハイ！
by ファルコ８４ (2021-06-17 11:12) 

こんにちは＾＾
巣箱に死骸が入っていたのですね。
母鳥は気になっていたのでしょうね。
我が家は以前、雨戸の戸袋にヒヨドリが巣を作りました。
巣作りの為に、いろいろな物を運んでくるのですね＾＾
by いろは (2021-06-17 17:19) 

世界観というペンネームのマルチ作家さんなのでやすね。
新しい文学は、車谷長吉さんで止まっているので、もっと最新のかたも読まねばなあと思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-06-17 19:13) 

何があったのでしょう？
毎日のように懸命に子育てしている姿を見ていると我が子のような
気がしてきます。
by ヤッペママ (2021-06-17 21:39) 

いろはさん　こんばんは～
人も野鳥も同じですね、親は子がいとおしいのです
巣立てなかった子がいつまでも気になるんですね。
ヒヨドリは、体が大きいので大変だったでしょう。
by ファルコ８４ (2021-06-17 22:44) 

ぼんぼちぼちぼちさん
若者の書籍で新鮮な気持ちと元気をいただいています。
by ファルコ８４ (2021-06-17 22:46) 

ヤッペママさん
一生懸命巣作りと餌運びを目にしていたのでショックでした
原因は定かではありませんが、育たない何かがあったんですね。
by ファルコ８４ (2021-06-17 22:48) 

ずいぶん昔のことですが屋根の樋に雀が巣を作っていたのを気が付かなかったので台風の大雨で天井からポタポタ・・・まるで漫画見たいにバケツや丼を並べて水滴を受けて・・・天井板に痕跡は今も。
by ＯＪＪ (2021-06-18 15:41) 

ＯＪＪさん
雀は、人家の周りに巣を作りますからとんだ目にあうことも…
いい迷惑でしたね！雀も災難に！
by ファルコ８４ (2021-06-18 16:24) 

いやあ本当に
賞の基準って、どこにあるのでしょうかね？
太宰治は芥川賞を取りたくて仕方がなかったみたいですね。

by 八犬伝 (2021-06-19 16:07) 

八犬伝さん
若い作家の中には、しっかりした文章表現もあるし
ちょっとこんな！と言う表現でも賞の対象に…
逆にそれがいいと言うことなのかも！
by ファルコ８４ (2021-06-19 23:33) 

「１日で読めそう」とは興味をそそられたということですね。最近小説離れしちゃってますが、たまには読まないといけないなと感じました。
シジュウカラくん残念でしたね。大家さん、後始末ご苦労様です！
by momotaro (2021-06-22 05:23) 

momotaroさん
興味をそそられたのですが、なかなかついていけません、ハイ！
歳のギャップか文学観の違いのようなものを感じます。
by ファルコ８４ (2021-06-22 09:23)