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◆なし崩しで海洋放出 [社会・政治・経済]

今日は、朝から小雨が降ったり天気がよくありません、寒いわけでもありません。


政府は、福1原発から出る放射性物質=トリチウムを含む処理(汚染)水を
2年後をめどに希釈し海洋放出する方針を正式決定しました。

殆どの放射性物質は多核種除去設備で除去しているが、取り除けないのがトリチウム
トリチウムは、癌や白血病や悪性リンパ腫…等々人体への悪影響が分かっている。

国内外の原発や核再処理工場からも濃度や量を管理して出されており
震災前は全国の原発から毎年計350兆ベクレル前後が海に放出されていました。
国の放出基準は1リットルあたり6万ベクレル
今回、この基準の40分の1まで薄めるとしている。

すでに次々に増設したタンクにたまる処理済み汚染水は約125万トンにのぼり
タンクの水に含まれるトリチウムは900兆ベクレル近くあるといわれる
海水で薄めながら何十年もかけて流すことになるのです。

放出する際には、基準をきちんと確認し、情報を公開し、
放出後も、影響評価のモニタリングや風評被害の対策が欠かせない。
朝日新聞デジタルより

結局、この問題はなし崩しで海洋放出されるしかないんです。
勿論、漁業関係者は猛反対、中国や韓国も懸念を示している
日本の原発対応が信用されていないのです。

因みに、加圧重水炉であるカナダ重水ウランを採用しているカナダと韓国では
トリチウムを除去し定着させる研究と実用化が桁違いに進んでいるようです。



↓ 今年も地植えのオダマキが紫の花を咲かせました
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↓ 庭先にやってきたキジバト、しばし餌を探し回り立ち去りました
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↓ シジュウカラのエサ台にもお立ち寄り
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